信州クロス 安曇野大会レポート
使用機材
バイク リッチー・スイスクロス
タイヤ空気圧 前後1.8気圧
スタート前 スポーツバルム・イエローとレッドのブレンド
3アクション500CC
クロス二戦目にして初のカテ2。スワコのホームにil cuoreとして単騎で乗り込み、完全にアウェイ。
しかも、信州での大会と言うことで雪バーンの出現も考えられた。事実、前日は天候が崩れて降雪もあった。
レース当日
天気は快晴。
会場は山の南側と言うことで、積雪ゼロの完全ドライ
コースは2つの雑木林のシングルトラックエリアを舗装路でつなぐコース。
これはクロスのコースじゃないなんて、文句を言う奴がいたが、そんな事にボヤくヤツは選手じゃないと思うので無視。
攻略ポイントはシングルトラック。
道幅が自転車1台分の右へ左へのタイトなコーナーの連続なので、いかに脚を使わず繋いでいくか?がポイント。
言ってみれば、シングルトラックでミスをしなければ、順位は逆転されない。
舗装路区間での順位がその周の順位になると言っても過言ではない。
特にスタートからシングルトラックに入る最初の順位が前半の展開に大きく影響するのでスタートダッシュは重要だ。
スタートリストにはかつてのMTBエリート、堂城賢さんの名前が。。。
うーむ、引退しポッチャリしたとはいえ、技術や単発の強さはまだまだ秘めているはず。
スタートは二列目。
クリートキャッチに全神経を集中。
一発キャッチ!
ギアを掛けていくと、堂城さんがエラい勢いでダッシュ!
エリート時代のスタートで飛び出す、あの姿が目に浮かんだ。
あっというまに、三車身は離れた!追うか?それとも、このまま二番手でシングルトラックを目指す?
この躊躇が最後まで響く結果となる。
堂城さんは勢いを保ったまま、シングルトラックに突入。ボクは追走の頭取り争い。誰かがカラダをねじ込んできたので、こちらも譲らずに肩ではじくと、呆気なく自爆していった。
しかし、頭は取れずに三番目でシングルトラックに突入。シングルトラックでもたつく二番手をパスするのに、コーナーのインへ強引に頭を突っ込み抜きさり、いよいよ追撃態勢に入る。
しばらくは、5~10秒程度のビハインドで推移するが、二位以下5人程度が集団になり、追撃に集中出来ない。
やはりカテ2での経験やペース配分、戦略に引き出しが無いので、考えている内にペースが落ちていたんだろうな。
そうした隙を狙ってか、後続選手が次から次ぎと前に出て、そのたびに処理し二位をキープする。
これが、すんごい大変だったなぁ。みんなグルなんじゃないか?って程の波状攻撃。
結局、最終周回までその波状攻撃は続いた。その間に、すっかり堂城さんは見えなくなってしまった。
そうなると、二位を死守するために、少ない引き出しをひっくり返して、あらゆる手を繰り出す。
三位の選手も俺のミスを誘うようにプッシュしてきた。
所々の舗装路区間では相手も前に出ようとするが、相手の影と気配を感じながら、アタックに合わせ自らもペースを上げていく。もう、最終周だから出し切るのみ!
マジ、キツくて泣きそう。
相手も全く離れてくれない。
ゴール前の直線はシケイン2つと直後の階段。
先にシケインへ飛び込めば、二位はほぼ確定。
死に物狂いでモガキ倒し、シケイン、階段をこなして、ゴールに飛び込んだ。
三位とは一秒差!
辛くも逃げ切りました。
今回、二位には入れましたが、体力的には全く足りていない印象でした。
コースのレイアウトを味方につけて、もぎ取った二位でした。
苦労したけど、セカンドパックのレースを作っていたのは間違い無く自分であったことを思うと、少しは自信を持っても良いのかもしれない。
残りはあと二戦。GPミストラル最終戦へ向け、もっと追い込める練習をしよう。
近い将来、俺がカテ1で走る姿は見えている。その為に、何が必要なのか?それも分かっているつもりだ。
過去の失敗をよく考えてトレーニングしていくぞ。
チームの皆さん、応援ありがとうございました。
バイク リッチー・スイスクロス
タイヤ空気圧 前後1.8気圧
スタート前 スポーツバルム・イエローとレッドのブレンド
3アクション500CC
クロス二戦目にして初のカテ2。スワコのホームにil cuoreとして単騎で乗り込み、完全にアウェイ。
しかも、信州での大会と言うことで雪バーンの出現も考えられた。事実、前日は天候が崩れて降雪もあった。
レース当日
天気は快晴。
会場は山の南側と言うことで、積雪ゼロの完全ドライ
コースは2つの雑木林のシングルトラックエリアを舗装路でつなぐコース。
これはクロスのコースじゃないなんて、文句を言う奴がいたが、そんな事にボヤくヤツは選手じゃないと思うので無視。
攻略ポイントはシングルトラック。
道幅が自転車1台分の右へ左へのタイトなコーナーの連続なので、いかに脚を使わず繋いでいくか?がポイント。
言ってみれば、シングルトラックでミスをしなければ、順位は逆転されない。
舗装路区間での順位がその周の順位になると言っても過言ではない。
特にスタートからシングルトラックに入る最初の順位が前半の展開に大きく影響するのでスタートダッシュは重要だ。
スタートリストにはかつてのMTBエリート、堂城賢さんの名前が。。。
うーむ、引退しポッチャリしたとはいえ、技術や単発の強さはまだまだ秘めているはず。
スタートは二列目。
クリートキャッチに全神経を集中。
一発キャッチ!
ギアを掛けていくと、堂城さんがエラい勢いでダッシュ!
エリート時代のスタートで飛び出す、あの姿が目に浮かんだ。
あっというまに、三車身は離れた!追うか?それとも、このまま二番手でシングルトラックを目指す?
この躊躇が最後まで響く結果となる。
堂城さんは勢いを保ったまま、シングルトラックに突入。ボクは追走の頭取り争い。誰かがカラダをねじ込んできたので、こちらも譲らずに肩ではじくと、呆気なく自爆していった。
しかし、頭は取れずに三番目でシングルトラックに突入。シングルトラックでもたつく二番手をパスするのに、コーナーのインへ強引に頭を突っ込み抜きさり、いよいよ追撃態勢に入る。
しばらくは、5~10秒程度のビハインドで推移するが、二位以下5人程度が集団になり、追撃に集中出来ない。
やはりカテ2での経験やペース配分、戦略に引き出しが無いので、考えている内にペースが落ちていたんだろうな。
そうした隙を狙ってか、後続選手が次から次ぎと前に出て、そのたびに処理し二位をキープする。
これが、すんごい大変だったなぁ。みんなグルなんじゃないか?って程の波状攻撃。
結局、最終周回までその波状攻撃は続いた。その間に、すっかり堂城さんは見えなくなってしまった。
そうなると、二位を死守するために、少ない引き出しをひっくり返して、あらゆる手を繰り出す。
三位の選手も俺のミスを誘うようにプッシュしてきた。
所々の舗装路区間では相手も前に出ようとするが、相手の影と気配を感じながら、アタックに合わせ自らもペースを上げていく。もう、最終周だから出し切るのみ!
マジ、キツくて泣きそう。
相手も全く離れてくれない。
ゴール前の直線はシケイン2つと直後の階段。
先にシケインへ飛び込めば、二位はほぼ確定。
死に物狂いでモガキ倒し、シケイン、階段をこなして、ゴールに飛び込んだ。
三位とは一秒差!
辛くも逃げ切りました。
今回、二位には入れましたが、体力的には全く足りていない印象でした。
コースのレイアウトを味方につけて、もぎ取った二位でした。
苦労したけど、セカンドパックのレースを作っていたのは間違い無く自分であったことを思うと、少しは自信を持っても良いのかもしれない。
残りはあと二戦。GPミストラル最終戦へ向け、もっと追い込める練習をしよう。
近い将来、俺がカテ1で走る姿は見えている。その為に、何が必要なのか?それも分かっているつもりだ。
過去の失敗をよく考えてトレーニングしていくぞ。
チームの皆さん、応援ありがとうございました。