総括

今シーズンも終わったので、これまでの成績や取組みを総括します。

結果
ミストラル吉見 優勝
JCX小貝川 58位 77%
JCX白樺湖 42位 56%
JCX幕張 17位 32%
UCI野辺山DAY1 34位 40%
UCI野辺山DAY2 32位 41%
全日本 41位 64%
千葉 4位 20%
お台場 16位 24%
土浦 5位 20%

ランキング89位

2015-2016シーズン
ペダリングのコツを鈴木ヨシノリ、鈴木太千両師匠に教わり随分と成績が上向きました。その結果としてC1での完走を経験することができました。

2016-2017シーズン
かねてから自転車を漕ぐことが苦手というか遅いので、スピードをつけることがシーズン前の課題でした。春先からJCRCに参加しロードのスピードを体験することができました。
そして、大きな転機になったのがマティーノの朝倉くんからコーチングを受けるチャンスをもらえた事。そして、パイオニアペダリングモニターを導入し、本格的なパワートレーニングを開始しました。

私が彼から学んでいるのは目的とするイベントに対し、現状を知り何をどれくらい積み上げるべきなのか、トレーニングの強度調整や回復についてどのように向き合うべきなのか。そうしたことをより正確に知る事でした。
それを正確に知るのに内容を可視化する事が大切で、そのためのツールとしてパイオニアペダリングモニターは必要不可欠でした。(他にもパワー計はありますが、値段と信頼性、ソフトの充実とアップデートの早さを見ると、この一択で間違いは無いと感じています。)
今までは心拍計を頼りにトレーニングを実施していましたが、体調の変化に左右されやすく、努力度が見えにくいことや、トレーニング内容をペーシングする際、努力度がボヤけてしまうことがありました。(もちろん、心拍数でトレーニングを管理する事は間違いではありません。負荷による生理的な現象結果が心拍トレーニングです。)対してパワートレーニングは、トレーニングの努力を出力(ワット)とTSS(トレーニングにおける身体的ストレス)いう結果で管理できるので、努力の度合いが心拍管理に比べて整理しやすくなりました。

心拍と出力を見ながらトレーニングを重ねると自己の心肺能力と筋力の状態を理解しやすくなるのでとても効率的に成長させやすくなります。

そうした事を踏まえながらトレーニングを積み重ねた結果、当初FTPは230W程度でしたが、244Wにまで向上させることができました。今はもう少し高いかもしれません。もちろんFTP向上だけでレースを戦える訳でないので、他のメニューも色々やりました。


また、機材面ではサドルの高さとステム長を見直しグエルチョッティを一段と乗りこなせるようになったこと、脚と足の軌道を最適化するため、長年使用してきたタイムのペダルをディズナの48ペダルというペダルシャフトの短めなものを、インソールをソールスターに変えペダリングを最適化させました。これにより、脚の筋肉のつき方が随分と変わりましたし、ペダリングが楽になったので脚局部の痙攣なども無くなりました。

そのような形で準備を進め、迎えたシーズン直前の吉見での大会は、参加種目の全てを優勝でき、例年よりも力強く自転車を進ませることができていると実感できました。

今シーズンはイケると自信にもなりました。

しかし、開幕してからの戦績は期待したものとはかけ離れており、前半は苦戦しました。

原因は機材トラブル、コンディショニングの失敗が考えられます。
後半は自分の実力と走りのリズムを合わせることができるようになり、順位も内容も向上しました。

来年は順位%をJCXでは30%台、その他の大会では20%に収めてゴールすることがおおよその目標になります。

来シーズンも引き続きTeam CUOREで走らせてもらいながら、トレーニングコーチの朝倉くんから指導を継続してもらえることになりました。

来年の飛躍に向けて、今後ともよろしくお願い致します。