茨城シクロクロス土浦大会

結果 5位
バイク グエルチョッティ(イルクオーレ)
ホイール ボーラ(イルクオーレ)
インソール ソールスター(イルクオーレ)
ペダル ディズナ48ペダル(マティーノ)
レーニングコーチ(マティーノ)
タイヤ空気圧(前後1.6)

先のお台場で体調を整えられず、惨敗したため今シーズンの最後を走る地元茨城シクロクロスはどうしても良い結果を望みたい重要レース。

お台場後、疲労に悩む自分を気にかけてくれ、アドバイスをくれたノースくん。正直、認めたくない事実をしっかりと直視させてくれる友人はかけがえのないものですね。

なので、それからの毎日は身体のリセットを最重要課題に掲げ、ひたすらに身体の芯に残る疲労を取り除くためにマッサージ、イナーメの青、Sレッチングポールを実施した。その甲斐もあったか、徐々にではあるけど脚が上がるようになり、マッサージをしていて指がしっかりと筋肉の中に入り込んでいくのを確認できた。

これならイケると

お台場前の練習は月に230キロ、2月の練習は135キロと誰よりも距離を踏めていないので体力は無いけど、ポイントを押さえて最低限のことはやってきているので、元気な自分さえスタートラインに立てれば、ベストは出せると思った。

目標は5位以内。優勝候補はスコットの松本選手、茨城シクロクロスチームの佐復選手、スネルの向山選手。ここに今シーズン苦しんでるけど池本選手やCOGS牧野選手、SPACE山本選手、サイクルピット江下選手、臼杵の選手が上位選手と見ていた。

ここのコースは平地が多くスキル的には全く難しくない。むしろ風と平地に対してどれだけ踏めるか、またはパックで展開することがとても大切。

スタートから序盤は出過ぎないことを考慮し、ほとんど踏まなかった。中盤くらいで周りを見ながら先頭の動向をチェックしていた。周りの息遣いがとても荒く、バイクコントロールも荒い。先頭が予想通りのメンツを含めたパックで固まり始めていたので後半の直線に入る前までに追走開始。無駄脚を使わずに前へ進む。

どうにかあと少しのところまでくるけど加速で置いていかれ、キャンバーや小山の押し上げで追いつくを繰り返す。
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そんなことをずっと繰り返してレースは進むが、メンツの中で一番格下の選手であることが否めない。途中、松本選手のトラブルや向山選手のスリップにより戦線離脱するけど、流石の独走力であっという間に追いついてくる。付き切れしている自分は追い抜かれざまに牽引してもらい、どうにかレースに混ぜてもらう。そんな感じ。
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こんな展開が出来たのも、弱虫ペダルサイクリングチームのGM佐藤さんが、大事な局面で的確な指示を飛ばしてくれ、良い展開でいるとそれを評価してくれるので、とても安心してレースを運べました。自転車競技の空気感をよく熟知している佐藤さんだからこそ言えるアドバイスだった。

最終周はばらけたものの、4位の牧野さんはすぐそこに居る。向山選手のように、ガッていう加速をせめて10秒できれば簡単に追いつく距離なんだけどそれが出来ない。ワンミスで逆転できるので踏ん張るも、何にも起きず5位でゴール。

目標を達成できたことは非常に良かったし、自分よりも格上の選手たちと最後までレースが出来たので無茶苦茶楽しかった。こんなレースが毎回できるよう、もう一段強くなろう。

今シーズンは土浦の大会で終了となります。

レース毎、応援やピットに入ってくれる高木さんをはじめとしたサポーターの皆さんのおかげで安心して全力を出し走ることが出来ました。

シクロクロスは個人でも楽しいけど、より上を目指すと団体競技としての色が濃いです。皆さんの応援とサポートがあって初めて走れているので、今後もサポートしたいと思ってもらえるような走りを磨いていきますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

また、今年度はマティーノの朝倉くんからトレーニングを見てもらうようになり、随分とトレーニングに対する意識や向き合い方が変わりました。そのぶん結果も向上しました。ペダルやインソールを変えたことも大きかった。

もう少し良い結果を出せたら良かったと思いますが、そこもまた経験になりました。今ならわかることが沢山あるので来シーズンに向け、また頑張ります。

来年度は全日本選手権(野辺山)での完走とお台場でのC1優勝、そしてチーム員からカテゴリー昇格を輩出するためのお手伝いを目標に走ります。

Team CUORE大塚将悟