感覚って大事

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ワタクシ、幸運にも各社のハイエンドモデル等、割と多くのバイクを乗せて頂く機会がありました。

先日にはGDRに乗る機会も。

そんな中で、これからはこれに乗りたい!って少しでも思ったバイクって。。。

何台もありません。。。残念ながら!


あえて言うなら。。。チネリのSサイズ、サーベロ、、、、、、。(走るなーっていう感覚が僕の好みに近かったんです)

他は、うーーーん思い出せない。

ただ、上記2台も僕の身長から言うとフロントセンターがあまりに短い。それが欠点だった。

だからと言って1サイズ大きいのに乗ることが解決策では無かったのは、チネリのMサイズに乗って分かった。

乗り味が大味になるのだ。

最近ではGDRに一筋の可能性を見ていました。が、カーボンの乗り味というか、GDR独特のしなり感にフレーム全体の一体感が感じられなかった。(あくまで私感です。)

良いんだけど、何かが違うって感じでした。(メテオランチのほうがピンと来たかなー。)


僕の好みは

ハンドル落差が取れること
フロントセンターが大きくとれていること
高速域からの伸びがあること
フラフラしないこと
モガキ切れるフレームであること
佇まいに雰囲気があること
掛かりが良いこと

とまあ、よくわからん?好みなんですがね。。。


で、先日のラバネロ

実は転がしたのは3度目

はじめては、サイクリングタイムの試乗レポートのとき。
当時ラバネロ所属の飯野くんが乗っていたエキップカーボン。

その日一日中色んなバイクに乗り、最後に僕からお願いして彼のエキップを乗らしてもらいました。

2度目は友人の転がしていたスカンジウムモデル。ほんのちょこっとだけど。

そして、今回乗ったのがこの写真のバイク。

一貫しているのは、素材が違ってもラバネロのバイクはフィールが同じなんだよね。前輪の接地面から後輪の接地面まで踏み込んだ感じにブレが無い。

一体感というか、大きいフレーム(トップ540以上)なのにそれを感じさせない鋭さ。

バイクは重量じゃない、寸法だよって匠が言っていたが、こういうコトかって!3台目に乗って確信した。


この写真のモデルもホント走るんですわ。
クロモリとしては異様に硬い部類。踏んでも粘っこくも、軽快なバネ感も無い。

しっかり踏めば応えてやっからよー。って言っているみたいに硬いんだよね、かといってアルミのような突き上げは少ないんで気持ち良い乗り心地です。

自転車の評価って、ペダルを踏んだ時のBB回りの特徴で評価されることが多いと思うけど、ラバネロってフロント回りが吊るしのバイクと感覚が違うんだろうなーって思う。



しかしながら、ラバネロの感覚を僕は全く表現できていない。なぜなら、あまりにピシッとハマったから。



あまりに自然で、あまりに鋭い。


これが僕の素直な感覚だった。