De Marchi デマルキ

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サイクリングウェアって、自転車を趣味にしている人は必ず持っているものですよね?

まず、僕の考えるウェアの着心地の基準を先に。。。

「サイクリングウェアは肌にある程度張り付いた状態で着用するのが一番生地の持つ性能を発揮できると思いますので、ユルユルの着心地では駄目だと思います。風の抵抗も増すし。。。第一カッコ悪い。」


では、皆さんがお使いのサイクリングウェアって何を基準に購入されたものでしょうか?

1 デザイン
2 着心地
3 値段
4 その他

きっとこんな感じですよ。

人によっては、チームジャージを愛用する人もいますよねー、僕もそうだし。


では、ジャージに対する不満点は何ですか?

1 時として派手すぎるデザイン(例えばチームジャージ)
2 機能的デザインがあまり進歩していない
3 発汗性能がそれほど良くない
4 意外と暑くて、寒い
5 汗のにおいが気になる
等々。。。

 自転車を始めてから、11年経ちますが今まではチームジャージを着用していました。それはそれなりに機能性が高いものでした、このジャージに出会うまでは!

 このジャージはイタリア製品で「De Marchi」 デマルキというメーカーなんです。
しかもこのジャージはメーカーの威信をかけて作り上げたといっても過言では無いほどの良い作りこみをしています。

 ファーストインプレッションは、生地の肌触りが半端じゃなく気持ち良いんですねー!シルクのような滑らかさとしなやかさを持ち、着用したときのフィット感が、また絶妙なんです。

 僕は、アソス社のサイクリングウェアも持っていまして、フィット感の定義が両者で明らかにコンセプトが違うと思います。

 アソスは徹底的にライディングフォームを強制するのに対し、De Marchi(デマルキ)は身体に余計な負担を与えずに理想的なライディングフォームに導いてくれる感じでしょうか?

 その最大の秘密は生地のカッティングと背中部分にとおる黒いベルト状のものです、これは視覚上のアクセントにもなっていますが、ある程度汗をかいた時に良い具合に背中に張り付くような感じがするのです。不快とは感じないレベルでね。

張ったことがある人は解り易いと思うんだけど、背中にキネシオテープを張ったような感じかな?

マジで、良いです。

 また、しなやかな素材ゆえバックポケットに物を多く詰めた時のウェアがだらしなく下がってしまうのを防止もしてくれています。

 バックポケットのサイドポケットを見てください。白い三角形のデザインに目を奪われてしまいがちですが、さりげなく間口が斜めに下がっているんですよ。実によく考えられていて、走行中に手をポケットに入れた時、今までのウェアですとポケットの間口が手に引っ掛かり物を出しにくかったのを「スッと」出しやすくしてあるんですねー。流石です。

まだまだあります。

 写真にはありませんが、センターポケットのチャックを開けると、そこには外へ通じるボタンホールのようなものがあります。これは音楽を聴きながらサイクリングしたい人には素敵な機能でしょう。イヤホンのコードが通せるんですよ。最初、破けているのかと思いました。。。ipodなんかをチャックポケットに入れておけば誤って落とす心配もないですしね!

 購入してから10日間で400キロ位乗りましたが、最近の湿度の高い日や梅雨の中休みにあった暑い日まで、非常に快適に走れました。とにかく汗をかいても熱と汗がこもらず、汗でベタベタする不快感を感じないままに、平地や下りをこなす間に乾いてしまうんです。これってスゴイでしょ?

今までのウェアで走っている時は登りでチャック全開で走るスタイルだったのに、全く開ける必要が無いんです、むしろ開けることを忘れていたほどです。

きっと、肌触りが良いからなんだろうなー。サイクリング後のウェアの臭いも全く気にならないんです、バクテリアの発生を抑えているんでしょうか。。。サイクリング先で美味しい食事処に入ってもクサイと他のお客さんにも迷惑でしょ?これなら大丈夫ですよ!

これを読んでいる人はそんな大袈裟なー。って思うんだろうな。。。

先日、真意を確かめるためにアソスのチームジャージを着て走ろうと思い着替えたんですが、駄目なんです。玄関先まで出て、あの肌触りの良さが忘れられずにまた着替えてしまいました。

せっかくサイクリングするなら、心地よく集中できるウェアで走りたい!と身体が覚えてしまったんでしょう。

もっと、長期で着てみないと良さや欠点が見えてこないだろうから、気がついたらまたレポートします。ビブショーツも同じ銘柄のものを履いているんですがそのレポートは、また後日!

しかし、こんなにウェアで良い!って感じたのは初めてのことです。少しばかり値段は張りますがその価値を十分に感じ取ることができると思います。

どうですか?

あなたのサイクリングを快適で幸せにしてくれるウェアを着てみませんか?